2020年09月08日

民法208 判例六法 丸暗記ドリル #司法試験 #司法書士試験 #行政書士試験



★今日の問題★
次の記述の正誤を答えよ。

 賃借人が賃貸人の承諾なく第三者をして賃借物の使用または収益をなさしめた場合でも、賃借人の当該行為を賃貸人に対する背信的行為と認めるにたらない特段の事情があるときは、賃貸人は民法第六百十二条2項により契約を解除することはできない。


10秒で考えよう。よーいドン!

1秒

2秒

3秒

4秒

5秒

6秒

7秒

8秒

9秒

10秒

★今日の解説★

 正しい。
 次の判例のとおり。

 元来民法六一二条は、賃貸借が当事者の個人的信頼を基礎とする継続的法律関係であることにかんがみ、賃借人は賃貸人の承諾がなければ第三者に賃借権を譲渡し又は転貸することを得ないものとすると同時に、賃借人がもし賃貸人の承諾なくして第三者をして賃借物の使用収益を為さしめたときは、賃貸借関係を継続するに堪えない背信的所為があつたものとして、賃貸人において一方的に賃貸借関係を終止せしめ得ることを規定したものと解すべきである。
 したがつて、賃借人が賃貸人の承諾なく第三者をして賃借物の使用収益を為さしめた場合においても、賃借人の当該行為が賃貸人に対する背信的行為と認めるに足らない特段の事情がある場合においては、同条の解除権は発生しないものと解するを相当とする。(最判昭和28年9月25日)

※参考条文

(賃借権の譲渡及び転貸の制限)
第六百十二条 賃借人は、賃貸人の承諾を得なければ、その賃借権を譲り渡し、又は賃借物を転貸することができない。

2 賃借人が前項の規定に違反して第三者に賃借物の使用又は収益をさせたときは、賃貸人は、契約の解除をすることができる。




□ 判例を覚えるなら肢別100問ドリルシリーズが手っ取り早い

判例六法に掲載されている条文と判例を第一条から読んでいこうとしても、途中で眠くなったり、挫折しまうものです。

やはり、問題を解きながら、覚えるのが最も効率が良いものです。

肢別100問ドリルシリーズでは、一般的な判例六法に掲載されている重要判例のほぼすべてを問題化しました。

肢別100問ドリルシリーズを一通り終えてしまえば、一般的な判例六法を完全に制覇したことになります。




【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 1  暗記カード式判例問題集

【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 2  暗記カード式判例問題集

【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 3  暗記カード式判例問題集

【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 4  暗記カード式判例問題集

【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 5  暗記カード式判例問題集

【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 6  暗記カード式判例問題集

【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 7  暗記カード式判例問題集

【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 8  暗記カード式判例問題集

【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 9  暗記カード式判例問題集

【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 10  暗記カード式判例問題集

【司法試験入門・司法書士・行政書士試験対策】民法判例 肢別100問ドリル 11  暗記カード式判例問題集

posted by 判例ラノベ化プロジェクト at 19:29| オリジナル問題