2020年07月29日

民法191 判例六法 丸暗記ドリル #司法試験 #司法書士試験 #行政書士試験


★今日の問題★
次の記述の正誤を答えよ。

 Aは、Bから甲土地を購入したが、この際、甲土地のすべてを利用して、建物を建てることを計画している旨を明示していた。ところが、甲土地は、道路位置指定がなされているため、甲土地の大部分が建物の敷地として利用できないことが判明した。売買契約時にAB共にこのことを、過失なくして知らなかったとしても、Aは、Bに対して、契約不適合責任を追及することができる。



10秒で考えよう。よーいドン!

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★今日の解説★


 正しい。
 現行法の判例では、設問のように法律上の用途制限がある場合について、物の瑕疵に該当するとして、瑕疵担保責任を追及できると解釈していた。次のとおり。

 買主が居宅の敷地として使用する目的を表示して買い受けた土地の約八割の部分が都市計画街路の境域内に存するため、たとえ買主が右居宅を建築しても、早晩、都市計画事業の実施により、その全部または一部を撤去しなければならない場合において、右計画街路の公示が、売買契約成立の一〇数年以前に、告示の形式でなされたものであるため、買主において買受土地中の前記部分が右計画街路の境域内に存することを知らなかつたことについて過失があるといえないときは、売買の目的物に隠れた瑕疵があると解するのが相当である。(最判昭和41年4月14日)

 改正法でも、法律上の用途制限がある場合について、物の瑕疵に該当するかどうかの明文規定はなく、解釈に委ねられている。よって、引き続き、上記の判例の解釈が維持されると考えてよいので、設問のような事例では、契約不適合責任を追及することができると解釈してよい。

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posted by 判例ラノベ化プロジェクト at 19:23| オリジナル問題