2019年07月09日

民法135 判例六法 丸暗記ドリル【メルマガ版】 #司法試験 #司法書士試験 #行政書士試験


★今日の問題★
次の記述の正誤を答えよ。

 不動産所有権の譲渡をもって代物弁済をする場合の債務消滅の効力は、原則として、単に所有権移転の意思表示を為すのみでは足らず、所有権移転登記手続の完了によって生ずるものと解すべき。


10秒で考えよう。よーいドン!

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★今日の解説★

 正しい。
 判例も同様に解釈している。(最判昭和40年4月30日)
 なお、改正法でも、同様に解釈することになる。諾成契約であるものの効力が生じるのは、『その弁済者が当該他の給付をしたときは、その給付は、弁済と同一の効力を有する。』であるから、不動産所有権の譲渡による代物弁済の場合は、所有権移転まで済ませなければならない。


※参考条文

現行法
(代物弁済)
第四百八十二条 債務者が、債権者の承諾を得て、その負担した給付に代えて他の給付をしたときは、その給付は、弁済と同一の効力を有する。

改正法
(代物弁済)
第四百八十二条 弁済をすることができる者(以下「弁済者」という。)が、債権者との間で、債務者の負担した給付に代えて他の給付をすることにより債務を消滅させる旨の契約をした場合において、その弁済者が当該他の給付をしたときは、その給付は、弁済と同一の効力を有する。





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posted by 判例ラノベ化プロジェクト at 20:14| オリジナル問題